HUAWEI P9 liteが先日発売しました。3万円弱で購入できる格安スマホです。格安ながらなかなかのスペック、質感で驚いています。早速レビューしてみます。
GR5、BladeV580などで悩んでいるならP9liteにするのをお勧めします。
関連リンク;HUAWEI P9,P9 lite、P9 PlusとZenFone3シリーズとスペック比較
外観
表
裏には指紋認証、カメラがあります
右サイドには電源と音量ボタンがあります
左サイドにはSIM・SDスロットがあります。SIMはnanoSIMです
上部にはイヤホンジャックが
下部にはスピーカーのmicroUSBがあります
iphone6Plusと比べてみます。
一回り小さいですね。
SIMとSDカード
P9liteはSIMスロット1にnanoSIMを、スロット2にはnanoSIMかmicroSDカードを入れることができます。注意すべきは両方ともnanoSIMということです。microSIMは使えません。SIMを入れたら自動でどのMVNOの会社か選ぶ設定画面が開きます。
僕は楽天モバイルを使っているので、楽天モバイルを選択しました。最初から、日本のMVNOの設定は入っているので選ぶだけで済みますね。
楽天モバイルの料金体系です。
データSIM | 通話SIM | ||
---|---|---|---|
SMSなし | SMSあり | ||
ベーシック | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GBパック | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GBパック | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GBパック | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
3.1GBパックのプランがお得です。
DMM mobileの1GBの方が安いですが、それだと心細いという方には向いていると思います。
僕が使っているのはTranscendのmicroSDカードです。
中身
ドコモなどのキャリアのスマホとは違いアプリが少なくスッキリしているのが良いですね。
カメラ性能
恒例のハーブの写真です。iphoneSEと比べてみました。
カメラ性能については思った以上にいいですね。格安スマホとしては十分ですね。カメラ性能がいいスマホが欲しいのなら、上位機種のP9やGalaxyS7Edgeがおすすめです。
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↓P9lite
↓iphoneSE
ベンチマーク
Antutuベンチマーク
ベンチマークは去年発売のXperiaZ4よりも上です。個人的にはAntutuベンチマークは4万点以上あれば、日常の使用では問題ないと思っているので、クリアしています。もちろん、高ければ高いほどさくさく動いていいんですけどね。
同じ格安スマホのBlade V580、HUAWEI GR5ともに3万点台です。
Geekbench3
GeekBench3はシングルコアが897、マルチコアスコアが3913です。
Blade V580ではシングルコア600前半マルチコア3000程度、HUAWEI GR5ではシングルコア700・マルチコア3000程度で、一つスペックが上です。
使用感は非常に良い!
数日使った感想としては『非常に良い』です。僕はこれまで、スマホで漫画を見ることが多かったので5.5インチ以上のスマホを中心に使ってきました。5.2インチというと小さい感じがしてあまり好きではありませんでした。
持ちやすい
実際、同サイズ5.2インチのXperiaZ5を以前、使ったことがあるんですが、XperiaZ5はどうも「ぼっちゃり」した印象がありました。XperiaZ5を使ってみて自分には5.2インチは合わないと思いましたが、今回、P9liteを使って考えが変わりました。
外観もP9liteは薄くてかっこいいです。質感も悪くありません。安いスマホというような印象は全くありません。
一番いいと思ったのはは持ちやすさですね。いい感じに手にフィットします。軽くて持ちやすいです。以前使っていた、5.5インチのRedmi Note 3 Proに比べると違いを感じます。
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このぐらいの幅がちょうどいいんだなと感じさせられました。
背面の指紋認証はやはり使い勝手がいいです。持ち上げるときに人差し指を当てれば、そのまま立ち上がります。iphoneなどは親指でぐっと押し込まないといけませんが、そういう必要もありません。人差し指を触れるだけでロックが外れます。
本問題なく・漫画はギリギリ
5.2インチということで、これまで使っていた使っていたサイズより小さいので一番の懸念は、本や漫画がどのぐらい読めるかということでした。
Kindleで本は問題なく読めます。5.2インチもあれば全く窮屈なく読めますね。全く問題ありません。
コミックになると若干絵が小さくて読みにくくなりますが、それでも十分読めますね。銀河英雄伝説やベイビーステップの新刊を読んでみました。若干、文字が小さくて目が疲れる感じはありますが、問題なく読めるレベルでした。
さくさく動く
動きについてはベンチマーク通り必要十分、さくさく動きます。ほんと数年前のハイエンド機種と同じレベルですからね。まったく問題ないレベルです。
当たり前ですが、P8liteとは全くレベルが違いますね。
5.5インチや6インチのサイズの格安スマホがいい人はZenfone3の発売まで待ったほうがいいと思いますが、5.2インチの格安スマホがいい人にはこのスマホが十分オススメできます。
バッテリー持ちがいい
バッテリー持ちがとてもいいです。テザリングをしていても全然減りません。iphoneだとちょっと使っただけで10%とか減るんですが、P9liteはとても電池持ちがいいです。
僕の使い方だと2日は余裕で持ちますね。スペック表的にはそれほどバッテリーが多いわけではありませんが、十分いいですね。
ポケモンGOも可能
ポケモンGOも遊ぶことができます。バッテリー持ちはiphoneSEに比べてもいいように感じます。GPSの精度はiphoneの方がいいですね。
ただ、ARモードが利用できません。ARモードではない方がモンスターも捕まえやすいので困るようなことはありませんが。
スペック表
ZenFone3とデュアルカメラのP9とを比較してみます。
モデル | HUAWEI P9 lite | Zenfone3 | HUAWEI P9 |
---|---|---|---|
型番 | HUAWEI P9 LITE | Zenfone3 | HUAWEI P9 |
メーカー | HUAWEI | ASUS | HUAWEI |
発売日 | 2016年 | 2016年 | 2016年 |
OS | Android6.0 | Android6.0 | Android6.0 |
CPU | Kirin 650 | Snapdragon 625 | Kirin 955 |
クロック数 | 2.0GHz+1.7GHz | 2.0GHz | 2.5GHz+1.8GHz |
コア数 | 8コア | 8コア | 8コア |
RAM(メモリ) | 2GB | 3GB / 4GB | 3GB |
ディスプレイ | 1920×1080 | 1920×1080 | 1920×1080 |
大きさ | 5.2インチ | 5.5インチ | 5.2インチ |
画素密度 | 424ppi | 403ppi | 424ppi |
ストレージ | 16GB | 8GB / 32GB / 64GB | 32GB |
アウトカメラ | 1300万画素 | 1600万画素 | 1200万画素×2 |
F値 | F値2.0 | F値2.0 | F値2.2 |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 3000mAh | 3000mAh | 3000mAh |
重量 | 147g | 155g | 144g |
横 | 72.6mm | 77.38mm | 70.9mm |
縦 | 146.8mm | 152.59mm | 145mm |
厚さ | 7.5mm | 7.69mm | 6.95mm |
外部メモリ | 128 GB | 128 GB | 128 GB |
Wi-Fi ac対応 | × | ○ | ○ |
指紋認証 | 背面 | 背面 | 背面 |
防水 | × | × | × |
ポート | microUSB | Type C | Type C |
ワイヤレス充電 | × | × | × |
値段 | 29,980円 | ー | 59,800円 |
あとがき
P9も購入考えていたんですが、ちょっと今回は見送ろうかなぁと思います。デュアルカメラが特徴ですが、P9liteで十分満足でした。
むしろGalaxy S7に興味がわいたりw